【読書感想文】スーパーストック発掘法 (1)

株式投資の勉強の為、「オニールの成長株発掘法」に続き、「スーパーストック発掘法」を読みました。

 

本書では、2003年10月から2006年1月で14,972%という驚異的な成績を残したジェシー・スタインの投資手法を解説しています。

 

参考になった部分をまとめましたので、ぜひ読んでいってください。

 

第2章 あなたが平凡と決別するのは今日

・最も成功する長期の株式投資家は、計算された大きなリスクをとる高度な技術を習得した人々

・成功するためには、計算されたリスクを追及して、それを何回もとる必要があることを彼らは理解している。

  

これらは私にとって非常に難しいし、株式投資に限らず、今までの人生でできていないことだと感じました。受験でも合格できるだろう大学を選択し、就職では将来も安定しているであろう会社を選択したり、比較的小さいリスクをとることが好きで、それを優先してきました。

 

しかし、株式投資家として成功するにはそれと正反対のことをしなくてはいけないんだと気づかされました。

 

ただ、計算された大きなリスク、これを見極めることができないと非常に大きな損失を被ることになります。この計算された大きなリスクは後の章で解説されている購入基準や売却基準を参考にしたいと思います。

 

・本書を通じて言いたいことは、一人立ちせよ、ということである。他人の意見に振り回されることなく、投資判断は自分で行えということである。

今まで、有名な個人投資家さんのブログや掲示板の情報で売買したことがありました。自分でもある程度調べて納得して購入するのですが、不思議と損切りすることが多いんですよね^^;

 

やはり自分のトレードなので、他人の売買基準ではなく、自分の売買基準に従って、それを厳格に守ることが大事だということですね。

 

第3章 世界で最も良く効く薬

・マスメディアは99%の一般投資家をわざと混乱させるように構成されている。一般大衆の貯蓄をメディアを操作している「スマートマネー」に静かに流し込むためだ。そもそもメディアを操作しているのがスマートマネーなのだ。

・金融メディアはあなたの利益のことなど全く考えておらず、あなたを間違った側に導く計略を巡らせているだけだ。・・・「あなたを間違った側に導くキャンペーン」はヘッジファンド投資銀行、巨額の富を持つ機関が資金提供している場合が多い。金融界の人々はいつもウソをつくが、チャートはウソをつかない。

 

 「あなたを間違った側に導くキャンペーン」は第4章に詳しく書かれていますが、それ以外にも証券会社のHPや投資関係のニュースサイト、最近ではツイッターなどでは情報が氾濫していて、あたかもその株を買えば儲かるかのような錯覚に陥ってしまいますね。

 

そのニュースの裏側をしっかり想像して接していきたいですし、メディアに流されず、ファンダメンタルとテクニカルの側面から投資判断できるようにしたいですね。

 

最後までご覧頂き、ありがとうございました。

((2)に続きます。)

 

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