【読書感想文】スーパーストック発掘法 (7)

それでは、前回に引き続きスーパーストック発掘法の7回目です。

 

前回はこちら

 

time-is.hatenablog.jp

 

 

 

第10章 売りのスーパー法則―ハイリスクで売るワザを身につけよ

 

・売りは市場で成功するためには不可欠な要素だ。・・・どこで売るかはどこで買うかよりも1000倍重要なのだ。 

 

これは本当に痛感しています^^;

いいタイミングで購入できて、予想通り株価が上昇した後に、天井を付けて下落した時でも、まだもう一度上昇するんじゃないかと考えて持ち続けてしまい、結局買値付近で売却したことや、損切りできずにダラダラ持ち続けて損失を拡大してしまったことがたくさんあります。

 

本章ではこれを防ぐための、売りの基準をテクニカルの面から16個、ファンダメンタルの面から5個、その他の面から11個を提唱しています。

 

個人的に参考になったと思う部分を抜粋すると、

 

移動平均線から大きく逸脱したとき

ブレイクアウトから9~15カ月上昇したあと

・長期にわたって価格が上昇したあと、移動平均線が平坦になるか下落し始めたとき

・値幅が大きくなったとき

・下のチャネルを下回ったとき、上のトレンドラインを上回ったとき

・上昇しているときのボラティリティが高くなったとき

・上昇トレンドでギャップを空けたとき(ギャップを空けてベースから抜けるのは良い)

・同じグループの株が弱まったとき

・上のボリンジャーバンドを上回ったとき

・二次売り出しや私募が発表されたとき

・良い決算発表が続き、それが終わったとき

・ニュースのヘッドラインで取り上げられたとき

掲示板が熱狂し始めたとき

・広報活動が派手になったとき

 

ほとんど全て書いてしまいました^^;

 

これまで、チャートから売り時を判断していませんでしたので、移動平均線からのかい離、トレンドライン、ボラティリティ、ギャップ、ボリンジャーバンドなど自分の中でいくつかの指標を持つことは非常に大切だと感じました。

 

本書ではたくさんのチャートともに、上記が解説されているので、非常に分かりやすいですし、チャート分析の大切さが伝わってきます。

 

さいごに

これで、スーパーストック発掘法の感想は最後になります。

 

本書を通じて心に残ったところは、計算されたリスクを取ること(リスクリワード比に優れたローリスクの仕掛けをすること)、チャート分析の重要性(ニュースに惑わされずチャートを見て判断すること)、規律ある一貫したアプローチを確立すること、です。

 

基本的なところなのかもしれませんが、私にはできていないことでした。

 

また、個人的には第7~10章の具体的な売買基準がチャートと共に紹介されていて非常に参考になりました。銘柄選定をする際に教科書のように使用したいと考えています。

 

最後までご覧頂き、ありがとうございました。

 

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