先日、 株主優待クロス取引について記事にしましたが、具体的な手順を記載していませんでしたので、補足したいと思います。
まだ、クロス取引をしたことがない方にもイメージがつきやすいようにまとめましたので、ぜひご覧ください。(私が使用しているSBI証券の画面で説明します)
概要は先日の記事に記載していますので、こちらをご確認ください↓↓
time-is.hatenablog.jp
株主優待クロス取引の概要
まずはおさらいですが、株主優待クロス取引の手順は次の通りです。
1.取引時間外に現物買いの注文を出す
まずは、取引時間外に現物買いの注文を出します。今回は8月優待のビックカメラ(3048)という銘柄で説明します。
個別銘柄の画面から「現物買」をクリックします。
すると注文入力画面が開くので、注文入力画面が開くので、株数、価格を入力してください。このとき、価格は必ず成行にして下さい。
株数、価格を入力したら、取引パスワードを入力し「注文確認画面へ」をクリックします。
注文確認画面では、内容に間違いがないことを確認したら、「注文発注」をクリックします。
これで、現物買いは終了です。普段、株式を売買する手順と同じですね。
次は信用売りです。
2.取引時間外に信用売りの注文を出す
取引時間外に信用売りの注文を出します。これも上記の現物買いと同じ日に実施して下さい。
個別銘柄の画面から「信用売」をクリックします。
すると、注文入力画面になりますので、株数、価格、信用取引区分を入力します。
このとき、株数は現物買いと同数、価格は成行、信用取引区分は一般(15日)として下さい。
株数、価格、信用取引区分を入力したら、取引パスワードを入力し「注文確認画面へ」をクリックします。
注文確認画面では、内容に間違いがないことを確認したら、「注文発注」をクリックします。
これで、信用売りは完了です。
3.上記1、2の注文が約定する
権利確定日前に上記1、2の注文が約定していることを確認してください。
「口座管理」→「取引履歴」から約定履歴照会(下図のような画面)が行えます。現物買いと信用売りが同単価で約定していることが確認できます。
4.株式市場が終わった後、取引時間外に現渡しを行う
注文入力(現渡)の画面が開くので、注文株数と取引パスワードを入力し、「注文確認画面へ」をクリックします。
注文確認(現渡)の画面では、現渡しであること、株数を確認して、間違いがなければ、注文発注をクリックします。
注文受付(現渡)の画面では翌営業日発注分として受け付けられたことを確認します。
5.4の現渡しで決済される
注文紹介画面で権利落ち日に現渡で約定していることを確認してください。
さいごに
以上がSBI証券での株主優待クロス取引の具体的な手順です。株主優待を使って、お得に生活したい方は是非試してみて下さい。
最後までご覧頂き、ありがとうございました。