株式投資の勉強の為、「オニールの相場師養成講座」を読みました。
「オニールの成長株発掘法」と共通する内容も多くありましたが、「オニールの相場師養成講座」ならではの勉強になる箇所もありましたので、参考になった部分をまとめましたので、ぜひ読んでいってください。
前回はこちら
ステップ3 最高の銘柄を最適なタイミングで買う方法
本章では、銘柄選定の基準について書かれています。基本的には「オニールの成長株発掘法」で書かれているCAN-SLIMの法則や有望なチャートパターン(取っ手付きカップ、ダブルボトムなど)について書かれています。
CAN-SLIMの内容やチャートパターンについては前にも書いたことがあると思うので、それ以外の部分で参考になったところを記載します。
・ほとんどの好業績を上げているプロたちは、ファンダメンタルズと相場の動きのどちらか一方ではなく両方を使用している。ほとんどの場合、ファンダメンタルズだけでは主導株がいつ天井を付けるか分からないが、株価と出来高の異常な動きを見ていれば読み取ることができる。
本章の大部分がCAN-SLIMとチャートパターンに関する記述なのでそれ以外のところはほとんどなかったのですが、上記の文章は本章のまとめの文章で、その内容を端的に現わしています。
ファンダメンタルズ(CAN-SLIM)とチャートパターンを併用することで、買い時・売り時を見極めなければいけないということですね。
ファンダメンタルズはある程度定量的に分析することができるのですが、チャートパターン(株価の動き、出来高など)は読めるようになるまである程度の訓練が必要で、市場参加者の思惑を読み取ることは非常に難しいことです。
チャートパターンの読解は私が今できていない事の一つですので、実際の売買を通してのトライアンドエラーと書籍等の勉強を合わせて理解を深めていきたいと考えています。
最後までご覧頂き、ありがとうございました。
((5)に続きます。)