ねんきん定期便が届きました

先日、ねんきん定期便が郵送されてきました。皆さんは確認されましたか。

 

私は今まであんまりちゃんと見てこなかったので、今回初めてしっかりと見てみました。まだ、ねんきん定期便を確認したことがないという人の参考になればと思います。

  

 

年金加入期間

私は会社員ですので就職を機に、国民年金厚生年金に加入しています。今年でそれぞれ約60月加入しており、合計で約120月でした。(⇒受給資格期間=120月)

 

老齢年金の受け取りは原則として120月以上の受給資格期間が必要ですので、この条件はクリアしたようです。

 

老齢年金以外では以下のような支給要件があるそうです。しっかり把握しておかないと、少しの違いで損してしまいそうですね。

 

・遺族年金:受給資格期間が25年以上

・加給年金、振替加算:厚生年金の加入者期間が20年以上

・長期加入者の特例:1種類の厚生年金の加入者期間が44年以上

 

加入実績に応じた年金額(年額)

現在の私の加入実績だと65歳からは約29万円/年が受給できるようです。月に換算すると2.4万円でかなり少ないですね。

 

まだ加入期間が短いので、今後加入期間が延びれば増えていくようですが・・・

 

様々な試算で、「老後のゆとりある生活には35万円/月が必要」というのを目にします。

年金だけじゃ全然足りないですよね。やはり、若いうちから資産形成や収入源の多様化をしていく重要性を感じます。

 

保険料納付額(累計額)

現在までの私の納付実績では累計で約290万円でした。

 

正直、多いですね~。改めて家計簿を見直すと最も支出額の多い項目でした。所得税、住民税、健康保険料よりも遥かに大きい額を支払っています。

 

ところで、最近まで知らなかったのですが、健康保険、年金、介護保険(40歳以上)の保険料は標準報酬月額に基づいて算出されているみたいですね。

 

標準報酬月額とは4~6月の報酬月額(給与、給与手当、交通費、現物支給された報酬)を基にして決定されます

 

つまり、健康保険料や年金を少しでも下げる為には、標準報酬月額を下げなければいけません。毎月の固定給はどうしようもありませんから、標準報酬月額を下げる為には、給与手当のうちの時間外手当(残業代)を減らすことが有効です。

 

仕事の調整がきく方は、4~6月の残業を極力減らして標準報酬月額を下げ、7月以降に残業すれば節約になります。

 

標準報酬月額は以下の全国健康保険協会のHPで確認できます。

平成30年度保険料額表(平成30年4月分から) | 健康保険ガイド | 全国健康保険協会

 

さいごに

会社員というのは税金や年金について無関心な方が多いように感じます。私もそのうちの一人で、今回ねんきん定期便が郵送されてこなかったら、年金額、納付額、標準報酬月額を確認することがなかったと思います。

 

ねんきん定期便を確認していない方がいましたら、この機会に確認してみることをお薦めします!

 

最後までご覧頂き、ありがとうございました。

 

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